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レッツ実弾射撃、その2

Real Gun Shooting

実弾射撃、その2

■ベレッタM92F 

ベレッタといえば世界に名を轟かせる名門銃器メーカー、ハンドガンのみならず狩猟銃、
競技銃など幾多の名銃を世に送り出しています。
クレー射撃などでもオリンピックなどの世界的大会で、常に上位入賞者の使用銃としてその信頼性と
性能の良さは実証済み。
その中でもM92Fは米軍正式採用のM9をはじめ幾多の映画でも主役級の登場でおなじみの銃です。

・さっそく体験へと、、

この日も銃選びから始まります。場所はやはりK国、今度はビル内の屋内射撃場、雑居ビルらしき
建物の地下へと続く階段をおり扉をあけると、こんどはうら若きギャル(死語?)たちがお出迎えしてくれました。

まずは銃選びから、”ぴちぴちのギャル”が写真入りのファイルで一通り撃てるすべての銃の説明をしてくれます。

「この銃は、ルパン三世のミネふじこちゃんが使っていますう。」
「こちらはダーティハリーでユウメイな44マグナムですッ。」

と,
じょうずな日本語で説明してくれます。
(おそらくK国の射撃場の利用者は、ほとんどが日本人ですのでどこでもとても親切に応対してくれます。)

今日の獲物の一つはベレッタM92F、この銃には以前散々な目にあわされています。
今日はそのリベンジ、、、

・迷銃ベレッタM92F

、、、、ベレッタとの最初の出会いは散々なものでした、おそらく実銃体験2回目ほどのとき、
一度は撃ちたかったガンの中の一つ
出てきたしろものは見るも無残に使い古された骨董品、まるで古くなった昔のダイキャスト製の黒塗り
モデルガンのように所々くすんだシルバーの地肌をのぞかせ、つやのないボディからは実銃の精悍さは
みじんも感じられません。

「もっと新しいのないのか(怒!)」と言いたいところを”謙虚さのかたまり”の私はグッと我慢。
予想どおり散々な射撃、弾はまるであさっての方向へ、「ライフリングなんてなくなってんじゃないのぉ〜」
といいわけがましく心のなかで叫ぶのでした。、、、、

そんなわけで私のベレッタへの印象はとても悲しいものになっていました。
(これは私のあまりに期待が大きすぎたための初対面での印象によるもので決して骨董品ベレッタのせい
ではありません、それだけたくさんの人に使われ愛用されてきた証拠でしょうから)

それからしばらくは、私の中では92Fは”迷銃”の烙印をおされることになります。

・よみがえった名銃!

さて、今回のベレッタは肌もつやつやのまるで新銃?リーサルウェポンのリッグス刑事になりきるには十分!
映画よろしく室内射撃場でのロジャー刑事との腕くらべシーンを思い出します。
(ちょうどこのときも客は私と連れの二人だけ)
標的に”ニコニコマーク”はシリーズ何作目だったかな?
などと余計なことなど考えながら、今度は”ナイスガイ”の準備を見守るのでした。

話は飛んで標的採点の際9mm銃は”36口径”として記入されます。口径に直すとそうなんだろうと、
ふかくも考えませんが、それまで聞いたことがなかったので少々違和感を、、、
単位を統一したほうが親切なことに間違いはないのでそのへんはスルーして、
9mmのフィーリングは”心地よい反動”と言ったところでしょうか、私の場合は集弾成績で
いえば38口径リボルバー6インチあたりが一番”まとも”ですが9mmの射撃では92Fが”程よく当り
おもしろい”気がしています。
まあ、あまり命中率にはこだわっていない(というかこだわるほどの腕ではない)のでここでも
集弾性能はおざなりですが。

では話をもどして、今回も1丁につき30発限定、毎回思うのがせめて半分くらいの値段であればと、
しかしこれはガンマ二アとしての”性”、少々高かろうが本物を撃ちたい衝動を満たせれば私には十分、
とあきらめています。
今回も”ナイスガイ”が横でサポートしてくれますが撃つときはフリーです、姿勢や弾道を見ながら
アドバイスまでしてくれます。

マガジンに10発づつ、3つのマガジンにナイスガイが弾をこめて準備をしてくれます。
(15連マガジンなのかもしれませんが未確認)
スライドオープンの状態でマガジンを装填、そのまま”どうぞ”と渡されます。
なんとここで初の経験!スライドストップを左の親指で押し下げる、
”ガシン”、、、トイガンとはあきらかに違う鋼鉄の感触、イアマフのせいで響きこそ聞こえませんが
弾丸がチャンバーへと力強くおくりこまれます。

最初の数発は真ん中ねらい、六時照準で呼吸をととのえ”バンッ”2発目も時間をかけてひたすらセンターねらい、
”老骨ベレッタ”とは比較にならないほど弾痕は中央右下に点在、
エアソフトガンに一番近い反動というか、グロックなどの”ピシッ”とくる反動にくらべてベレッタは”グワッ”と
くる感じでマイルド、

”ひたすら真ん中狙い”も芸がないので、数発の射撃後こんどは”ダブルタップ”に挑戦!
最初は狙いなどおかまいなしに適当に「パン、パン」、、「パン、パン」と感覚をならします。
マガジンチェンジの後、今度はセンター狙い、今度はタップの感覚がずっとなが〜くなります。
「パン、パン」、、ねらって、、「パン、パン」やはり私の”腕”では初弾が精一杯、2発めはどこへやら?、、、

3つ目のマガジン、ナイスガイもあきれた様子で苦笑い、そんなことおかまいなしに最後のマガジンも、
あっというまに”終了”となったのでした。

老骨ベレッタから数年後、”迷銃”から”名銃”へと大きく変貌をとげた92F体験なのでした。